賃貸の火災保険は途中で乗り換えできる
「不動産会社に勧められるまま高い保険に加入していた」という方でも、途中解約して別の保険に切り替えることは可能です。
現在の契約を見直すことで、より保険料の安いプランに変更できる場合があります。
また、途中解約でも未経過分の保険料が返金されるケースが多くあります。そのため、実質的な負担を抑えながら乗り換えられる可能性があります。
ただ解約控除が引かれる可能性もあり、全額戻るわけではありません。
一度内容を確認し、より自分に合った保険へ見直すことをおすすめします。
乗り換えのベストタイミング
① 更新月:最もスムーズなタイミング
現在の保険が満了するタイミングで見直すのが最も簡単です。新しい保険の開始日を満了日に合わせるだけで、手続きもシンプルで空白期間の心配もありません。解約手続きも不要な場合が多く、トラブルを避けやすい方法です。
② 引越しのタイミング:見直しのチャンス
新居に移る際は、保険を自由に選び直せるタイミングです。不動産会社から指定されることもありますが、自分で選べるケースも多く、補償内容や保険料を比較して最適なプランに加入できます。
③ 今すぐ:途中解約で乗り換えも可能
更新を待たずに見直すことも可能です。途中解約の場合でも、未経過期間に応じて保険料が返戻されるケースが多く、無駄なく切り替えられます。ただし、解約控除などにより満額は戻らないため、返戻金の金額を確認したうえで判断することが大切です。
解約・乗り換えの手順
①大家さん・管理会社へ条件確認
賃貸契約では、借家人賠償責任保険の加入が条件になっていることが一般的です。必要な補償金額や、保険会社を変更しても問題ないかを確認しておきましょう。
また、中途解約を検討している場合は、現在の保険会社に解約返戻金の有無や金額に加え、保険料が月割りで精算されるのかどうかも確認しておきましょう。
②新しい火災保険に申し込み、補償開始日を設定
新しい保険に先に申し込み、空白期間が出ないよう開始日を設定します。あわせて、保険証券(契約確認書類)も取得しておきましょう。
必要があれば、大家さん・管理会社へ提出しましょう。
③現在の保険会社へ解約手続き
新しい保険の開始を確認したうえで、現在の保険会社へ解約を申し込みます。解約日は空白期間が出ないように気をつけましょう。保険証券番号や本人確認書類が必要になるケースもあります。
④解約返戻金の受け取り
途中解約の場合、未経過期間に応じた保険料が返金されます。
返金方法や時期も保険会社ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。
解約返戻金はいくら戻る?
2年契約の火災保険でも、途中解約は可能です。
1年目で解約した場合、未経過となる残り期間分に応じた保険料が返戻されます。
ただし、返戻金は日割りではなく、各社の定める「未経過料率」に基づいて計算され、解約控除などにより満額は戻らないのが一般的です。
そのため、未経過分の保険料がそのまま全額戻るわけではありません。
実際の返戻金は契約内容や経過期間によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
乗り換え時の注意点
・保険の空白期間を作らないこと
現在の保険を先に解約してしまうと、その間に火災や水漏れなどの事故が起きた場合、補償を受けられません。必ず新しい保険の開始日を先に設定し、その後に旧契約を解約するようにしましょう。
・管理会社・大家の指定条件を確認する
賃貸契約によっては、特定の保険会社や最低限の補償内容が指定されている場合があります。乗り換え前に、指定の有無や必要な補償条件(借家人賠償額など)を必ず確認しておくことが重要です。
・補償内容が現在より下がっていないか比較する
保険料だけで選ぶと、家財補償や賠償責任の補償額が不足する可能性があります。
特に「借家人賠償責任」「個人賠償責任」「家財補償」の金額や対象範囲はしっかり比較し、現在の生活に合った内容になっているか確認しましょう。
まとめ
賃貸の火災保険の乗り換えは、決して難しいものではありません。現在加入している保険の保険証券があれば、手続きは比較的スムーズに進めることができます。
保険内容や保険料を見直すことで、無駄な補償を削減できる場合もあります。実際に年間で1万円以上の節約につながるケースも少なくありません。
一度見直しを行い、自分に合った保険を選ぶことをおすすめします。


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